双極性障害・ASD・ADHD

生活上の双極性障害への工夫について

躁うつ病はリズムの病気

病院に行ってきました。


 

相談したいことは、

  1. わからないことや勉強を教えてもらうと、死にたくなったり、泣いたり、紙を破ってしまったりして、とにかく大変なことになる。
  2. 朝起きられない。
  3. 過去の行動に恥を感じて苦しい。

今月うまくいったことは、

  1. 死にたくなったりつらくなったりしたら、「保留」にして、先のことを考えない。
  2. ネガティブになっても、気持ちに引っ張られない。ネガティブなことを口にしない。気分転換する。ネガティブなことを言い出すと、止まらなくなってしまって、自分の言っている内容に影響されて行ってしまうから。

 

 

朝を捨てる

鬱期だから、朝起きるのをあきらめる。一回起きたら横になっていること。

無理をして動くと、こじれてしまって、悪化する。

でも、リズムを壊さないために、一度は目を覚まして、顔を洗ってそれから寝るようにする。

朝のラインをきちんとしておけば、一日のリズムが後ろにずれていかない。

だるくて仕方がないのは、頭が覚醒して、体が寝ているという症状だから。

「何年も自信がなくて、自分のことを馬鹿だと思ってしまう」というのは、記憶を書き換えている。ここ半年でも元気いっぱいで自信にあふれていたころはある。

鬱というのは、記憶を書き換えて認識をゆがませてしまう病気だから、いつもこういう考えをしているわけではない。

 

恥を感じることは悪いことではない

恥を感じるほど、前は間違っていたと思うなら、次は改善されている可能性が高いので悪いことじゃない。

恥というのは強い感情なので同じことを繰り返さないで済む。

 

買い物依存症ではないのか

先生からは、買い物依存症ではないと思う、と言われた。

ただ、買い物を楽しみじゃなくて、苦しんでしているなら、依存症のケはある。

でも、治ることだからあまり心配しなくてもいい。

ショッピングを「やりきる」ことを勧めることはできないのが、買い物依存症のつらいところ。生活が破綻してしまうから。

でも、今のところコントロールしつつあるのであまり気にしなくていいと思う、とのこと。

 

頭が悪くても困らない

「頭が悪くて困る。頭が悪いんじゃないかと思う」という話をした。

本当は勉強ができなくなると、パニックになってしまうことを言いたかったんだけど、うまく伝わらなかった。来月の課題とする。

 

私は、賢くなりたいんじゃなくて、勉強ができるようになりたい。のだけど、先生は、私がそうじゃないと思っているみたいに話を聞き間違えてしまった。

自分でもどっちなのかわからなくなって、面白くなってきいてしまった。

 

cleverとwise

偏差値的な頭の良さがclever、賢さがwiseだとしたら、頭の良さには多様性がある。

「ヘルパーさんを見ていると、高校までの人も多いけれど、よく本を読んで専門的だし、家事ができたり思いやったり、とにかくよく気が付くので、頭がいいと思う。偏差値的なことじゃなくて賢いってそういうことだと思う」ということを話した。

 

「人間は共感をすることで反映してきた。動物と人間の脳の違いは前頭葉にあり、前頭葉が共感ややさしさ、共同作業に関する領域をつかさどる」

前頭葉=優しさですか」

「そういってもいいかもしれない。だから、優しいということは前頭葉が活発だということだから、前頭葉というのは人間らしさなので、一番賢いということになるかもしれない。頭の良さには、分野別にいろいろある」

という会話をした。面白かった。

 

それはともあれ来月には、勉強ができないときに、パニックになるということを相談しようと思った。

 

カウンセリング当初の目標について

  • 落ち込まない
  • 思い出さない
  • 探し物をしない
  • イライラしない
  • 過度な片づけをしない

という目標があったのだけど、

落ち込む→気分転換をする

思い出さない→思い出してしまうけれど思考を追いかけないようにする。具体的には冷たいシャワーを浴びたり、軽く体を動かしたり、テレビを見たりと娯楽をしてみる。

探し物をしない→財布や腕時計がどこかに行くとパニックになってしまうので、置き場所を決めた。枕もとの壁にウォールポケットを付けて、こまごまとしたものはそこに入れるようにした。その結果、なくさなくなって、探すこと自体を避けられるようになった。

 

イライラしない→大まかにできるようになった。イライラの前兆に気が付いて、事前に薬を飲めるようになった。ただ、前述の「わからないことを教えてもらう」ときにパニックになってしまうのはまだ解決していない。

 

過度な片付け→これも、イライラと同じで、片付けをしたいと思い始めたら、事前に薬を飲むようにしてから収まってきた。

 

 

病気のことをブログに書くか

文章にするのは勧めない、とカウンセラーさんに言われてしまった。これは、聞かなかったらよかったなあと思った。

文章にするのはいいけれど、ブログにするといろいろな人に見られて、いろいろなことを言われるのが悪影響になるかもしれない。これはその通りだと思った。

でも趣味だということと、張り合いになっていることもあるから、やめたくないなと思う。

 

許可を得ようと思わないほうがいい。自立した大人だから、何でもかんでも許可を求めようとするのは悪い癖だ。

したいことをするべきだ。そして、その結果は自分で受け止めるしかないんだからそれで十分だ。

 

 

昨日は、mol濃度とPHの計算のことが分からなくて夫に聞いているうちに、混乱して泣いてしまった。泣いただけじゃなくて、紙をびりびりにしたり過呼吸になりかかってしまったりした。

自分が馬鹿だとばれたら見捨てられるんじゃないか、馬鹿にされるんじゃないか、怒られるんじゃないかと思う。

それは、昔そういうことがあったのかもしれない。

「これ、前も同じ問題があったでしょう。なんでできないの?努力が足りないからだよね。頑張ればできるのにできないのは頑張ってないからだよ。これは頑張ればできることでしょ。頑張ってもできないわけじゃないでしょ。ということは努力が足りないんだよ」と言われたんだと思う。今そういうセリフが脳裏によぎった。

 

結論

今鬱だけど、しのげそうだから、落ち着いている部類。重症じゃない。

これは薬が効いて穏やかになっている状態だから、このまま緩やかに乗り越えていこう、という話だった。

 

今月の目標は、自信を持つことと、勉強をしているときに、わからないことがあるからといって、自分を馬鹿だとか頭が悪いだとか言わないようにすること。思うだけでも迷惑をかけているし死んじゃいたくなるなあ。つらい……。保留保留。

 

保留や棚上げにしておくうちに、わけがわからなくなって、どうでもよくなって忘れてしまうようにすることが大事らしい。