双極性障害・ASD・ADHD

生活上の双極性障害への工夫について

双極性障害はコントロールできるのか

今回のメモは、

  • 宅建頑張った
  • 鬱っぽくあったが、落ち着いていた
  • 勉強を教えてもらってもキレなくなった

ということを書いていきました。

先生からは、

病識があると勝つと言われました。これを今回のテーマとします。

 

躁鬱のリズム

躁鬱のリズムは、今、二か月ほど、軽い鬱状態です。一日に十二時間ほど寝ていて、過眠ですが、調子は悪くありません。

過眠だから、鬱だとわかります。気分はすっきりしないし、毎日午後には頭痛がしますが、衝動買いしてしまう苦しさに比べたらずっとましです。朝に調子が悪いのも鬱の特徴ですが、それもはっきりしていますね。やや抑鬱のところが、朝だと10です。

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病識があると勝てる

意思の力でコントロールできるのは、躁状態だと言われていたのですが、今回はうつ状態の過ごし方についてコントロールできると言われました。

躁状態の時には、把握したら、なるべくおとなしくしておくことで、うつ状態の凹みを減らすことをアドバイスされていました。波がさざ波になるように、ということですね。

鬱の時には落ち着いて考えられます。

だから、あきらめて寝るのが病気のためだと言われました。

病識がある人は、ほとんどが躁鬱をコントロールできるようになると先生は言っていました。

先生からやめてほしいことは、つらいけどあえて頑張ることです。

なるべく、エンジンをふかさない、エネルギーの無駄遣いをしない、元気を出さない、元気を出そうと思わないということ。

頑張っても何一つプラスにはならないということです。

躁鬱で大事なのは今自分が躁状態なのか鬱状態なのか把握することですが、それは、睡眠時間が長ければ鬱、短ければ躁と分かります。

慣れてくると、今、唐突に夜中の三時にクッキーや公としているので躁が始まっているな、とか、悲観的にぐじぐじ考えているから鬱だな、体が動きにくいし頭痛がするから鬱だなと分かるようになりつつあります。

何もしない自分がつらい

何もしない自分がつらいのです。

今日も何もしないで終わった、人生の無駄遣いをした、あーあ、とよく思います。

そうしたことを避けるために「頑張ってドラマくらい観よう。そして楽しまなきゃ」と思います。

でも、つらい時には観ないで頑張らないことを指導されました。

ドラマやゲーム、勉強くらいしないと焦りますが、何もしない自分を許して、病気のためのことをしていると考えるようにと言われました。

休憩という大事なことをしているんだ、という風に。

自己否定をしない

何もしない自分はダメだ、というのは自己否定です。

自己否定をいかにしないかが鬱攻略になりそうです。

私は「目が見えづらくなってきたから私の目はもうダメなのかもしれない」「歯が割れたから私の歯はもうダメなのかもしれない」と体の不調についてダメだと結論付けます。

実際にはダメじゃないです。少なくとも歯は、今の状態を維持していたらこれ以上悪くなって抜けることはありません。

(三十代以降の人は、歯周病の検査に行って、歯間ブラシの仕方を指導してもらうべきです。歯周病の治療をしたら、だるさが楽になりました)

これは、「結論がダメだと決まっている思考」なのだそうです。

最初から結論はダメということにしていて、放り込んでいる。

これは考えているうちに入らないそうです。そうですね、最初から結論が決まっていて、それがどういう道筋にしろ、ダメ、と思っているわけだから。

その考え方の癖があるので、それを意識するのがいいんじゃないかなと思いました。

私はつい今よりどんどん悪くなると思う癖があるのですが、「今を維持していたらこれよりは悪くならない」ということを意識しようと思います。これ以上良くするというと難しいけれど、悪くしないように努力すれば、今と同じ状況でいられるはずです。加齢はありますが……。

勉強はメンタルの安定に役に立った

私の鬱状態は三か月続いています。今まで、三日に一度躁鬱の波があったのが、二か月以上のサイクルになったので、これは喜ばしいことです。ラピットサイクルは、改善するのだろうか。今の状態だと改善したとしか思えない……。それとも私が気づいていないだけで、三日に一度のサイクルはあって、それが穏やかになっているのだろうか。

先週まで私は宅建の勉強をしていました。だいたい80時間です。100時間すれば受かると言われている資格なので、落ちても仕方がないなという感じもあります。

自己採点だとぎりぎりダメだったという感じなので、健闘しただけよかったと自分を励ましているところです。資格をすぐに使う予定はなくて、自分の頭が馬鹿でもなく努力できないわけでもなく、普通なのだ、という自信をつけるために努力しました。

その結果、まあまあ頑張れるということと、習慣づけることの力を感じました。

勉強をしている間、あまり、ネガティブになったり、イラついたり、同じことを何度も繰り返し言ったりすることもなく、穏やかに過ごせました。

これは、勉強をする効果があったんじゃないかと思います。

今、私は高校数学の見直しを始めました。また、それが終わったら、英語のリスニングとリーディング、そして、資格試験をまた新たに受けようと思います。その試験は、3000時間から5000時間あれば受かるそうです。高校生が三年間で大体そのくらい勉強しています。だから、三年かければ、受かるかもしれないと思います。受からなくても、精神的な安定につながれば、それでいいんじゃないかと思います。

コンサータ

コンサータはまだ効いています。眠くならないです。また、集中して物事がこなせます。ただ副作用で痩せました。六キロくらいかな。ダイエットをしているからそのせいもあるかもしれません。そうであってほしい。

ラミクタール

ラミクタールは全部で200になりました。

自分では効いていると思っていましたが、先生が「あながち効いていないわけでもないと思う」と言っていたので、「効いている可能性もある」くらいなのかな……。そうだとしたら、気分グラフが平たんなのは私の努力のたまものということになるので、それはそれでいいかなと思いました。

妊娠を考えているのですが、ラミクタールは、妊娠中も比較的使いやすい薬だということで増えました。飲めるなら飲めるほうが、精神的に楽なのでありがたいことです。飲まないのが一番いいんでしょうが、躁鬱が激しくなって死んでしまったら元も子もない。

不穏時は減って、リスペリドンは三日に一度くらいになりましたが、その三日に一度の一日に三包くらい飲むので、やっぱり、30日分出ました。

だいたい、不穏だという前兆が出たら(ぐるぐる思考やイライラ)、飲むようにしていて、効いた感じがするまでは飲んでいます。それで三包。

頭痛がよくあります。前は風邪だと思っていて、パブロンをしょっちゅう飲んでいましたが、パブロン中毒になると困ると言われて止めました。パブロンには依存性があるそうです。

頭痛とだるさ、熱っぽさは、鬱から来ているらしいので、そういう時にあまりつらいときには、リスペリドンを飲んでいます。

抑肝散も毎食出ています。

結論 

鬱状態の時には、衝動買いもしないし、夜中に模様替えもしないし、寝られるのでまあまあ楽です。すっきりした感じはありませんが、ほどほどに暮らせます。

何より、お金を使うと貧乏になって、人生が破滅するので、それが抑えられているのが一番いいです。あの状態が続いていたら、首が回らなくなるところでした。

今月は、ダメという結論ありきで考えない、何もしない自分を否定しないで、休憩するを目標にしたいと思います。