双極性障害・ASD・ADHD

生活上の双極性障害への工夫について

涼しく晴れた日曜日のデート

今日は朝から働いた。

勉強を教わりに高校生が来て、数学と化学を勉強した。

理系の科目を教えるのは簡単だ。

理屈や物語を話すことができるから。全体像を把握させて、それから詳細に移り、実技として問題を解く。簡単だ。

英語だと私のすることはあまりない。今は、英語の持つイメージや概念をこつこつ勉強している。普通に教えると、横について、単語がどうの、イディオムがどうの、突っ込みを入れるだけになってしまい、学生の力が付くような授業がまだできないのだ。

そういった先生もよくいる。それで納得している世界もある。でも、わたしは嫌だ。

 

 

原子と物理の関係について一時間話し続けた。

原子核にも、電子にも重さがある、ゆえに、引力が働いている。原子同士でも引力が働いている。そこで、さまざまなことが起きる。

 

次は、計算についてがほとんどだから、演習をすることになる。

化学の計算は、数学に比べてひねりもなく簡単だ。

だから、彼女はすぐに習得するだろう。

話し続けるだけの授業は結構不安で、なぜなら相手がすでに知っていることを話しているんじゃないかと思うから。

でも、やっぱり、知らない場合のほうが多い。知っていても、考えを整理するのに役に立つはずだ。演習をしているほうが、勉強を教えている感じ、そういう形式にはまっている感じがして安心だが、そればかりしていると、怠慢になる。

子供の知識を伸ばし、見通しを立て、どのように考えていけば新たな知識や知見にたどり着けるのか、その方法を教えることが大切なのだ。

考えることが出来さえすれば、観察力が上がり、小さな出来事から、世界情勢まで予測できるようになる。そうしたら、自分がどのように生きればいいのか見当がつきやすい。それが、実現するかどうかはともかくとして。

予想を立て、結果を分析する、その繰り返し。

 

 

教え子が帰ってからは、パートナーの作ったパスタを食べ、ひと眠りしたらあっという間に三時だった。

頭痛とめまいがしたが、なんとか起きて、チョコレートを飲みに行った。

飲みに行った隣席の人が、あまり好きなタイプじゃなくて、気が散ったので、さっさと退散した。

気分が悪くなったので、休み休み散歩し、お店を見た。

ナチュラル系のコスメを見て、今度、パックとシアバター、ミネラルファンデーションを買おうと決意。

ミネラルファンデーションは、今、オンリーミネラルのスタート用のを使っていて、かなり気に入っているが、違う会社のものも試したい。

家にいて、ひまなので化粧をしたいのだが、ファンデーションを塗るのが好きじゃないので、軽いものがほしかったのだ。

ミネラルファンデーションは、すぐに落とせるのがよく、気軽に化粧に踏み切れる。

化粧をすると、張りが出て、鏡を見ると、にっこり笑うことができる。

 

 

買い物依存症は相変わらずで、家計を圧迫している。

親になれば変わるかと思っていなくもなかったが、いや、予想通り、関係がなかった。

そんなことで、変わるなら苦労はない。

 

 

五年ダイアリーを買った。子供の成長と、自分の病気を記録して、回復に役立てようと思った。三年間のダイアリーは、書くところが多いので、ハードルが高いと思ってやめてみた。

紙に書くことが、重要だ。

ブログは好きだけど、ぱっと見るのには向いていない。

複雑な事柄は、A4の紙に収めるようにすることで、把握できる、というテクニックを以前学んでから、ずっと活用している。

 

 

A4にまとまるまで、何度でも書いていく。それを繰り返すことで、問題点がクリアになり、解決するというメソッドだ。

五年間ダイアリーはそれに準じたものだから、よさそうだ。

また、装丁が素敵で、星座の模様をしていた。

今度は、アルバムも買おうと思う。

デジタルのものを見返す習慣がないので、最近、紙ベースに回帰している。

本も、電子書籍だと、ほかの人が読めないし、存在することを忘れてしまうので、読み返すこともない。

だから、できるだけ、紙の本を、地元の本屋で買うことにした。

 

 

古着屋をのぞいたら、なんと100円セールだった。

そういうものも、活用していきたい。

でも、新品の服を売る店も、80%オフにしていたり、閉店していたりするようで、ますます十店舗で買わなくては、と思った。

 

 

街は子供たちにあふれていた。それでも、人口減と、消費の冷え込みは、なかなか解決しない。

 

 

帰ったのは八時だった。五時間もデートできた。

素晴らしい日だった。

今度、二人でデートできるのはいつになるだろう?

不思議な感じだ。

見ず知らずの子供が、わたしの中にいて、そして、今度、会える。

いつ会えるかはまだわからないが、きっと会える。

本当に不思議だ。