うちのパートナーは、毎日食事を作るし、食器は全部洗うし、洗濯も洗うところから畳んでしまうところまで全部してくれるし、出したものは自分で片づけるし、ごみもまとめるし、排水溝も掃除する。
しかし、掃除は苦手なので、昨日雑巾がけを教えた。
体の使い方がわからないのと、あまりやったことがないので、拭くことはできるけれど、きれいに拭くことが難しい。
雑巾をどの程度に畳んだら両手で使いやすいか、片手で拭くならどのくらいの大きさがいいのか、そういうのを教えた。
拭くときに、自分が拭いているところしか、意識に上らないので、全体をまんべんなく拭くのができないので、ここをまだしてないとか、こっちも、とか、細かく伝えた。
伝えている間に、自分にうんざりしてきた。
口うるさい気がしたし、やってもらうだけいいじゃないかと。だんだんうまくなるだろうし。
でも、伝えたほうがいいと思って、やってもらった。
本人はやる気がある。ごめんね、うまくできなくてと言いながら拭いてくれた。
自分がすごくひどいことをしている気持ちになった。
自分でやったほうが早いってこういうことか!
でも、子供が生まれたら、やってもらうことが増えるだろうし、今の余裕のある時に伝えたほうが、感情的にならないで済むと思って、そう話して、してもらった。
家事の仕方は、わたしのやり方とやっぱりちょっと違う。そういうので、いらいらするときもあるし、他人だからしかたないじゃん、と流せるときもある。
毎日毎日、妊娠でどういう体調の変化があるか、どうしんどいか、どういう気持ちか話す。
パートナーも仕事が忙しくてしんどいみたい。ばててる。
でも、彼は自分からわたしに話しかけて、自分の気持ちを話すのが難しいたちなので、わたしも気を付けて、彼の様子を見てないといけない。
だんだん、彼も、自分の体調や気持ちを観察することがうまくなりつつあるけど、まだ、万全ではないから。
彼とわたしはブログで知り合ったから、考え方の齟齬はほとんどない。あっても、彼が譲ってくれているから、こういうことも成り立つ。それでもうまくいかないときは、話し合いができる。
だから、雑巾がけを教える気にもなるんだけど、それでも、やっぱりめんどくさい。
男らしさも女らしさもいらない。
生活力があるのが一番大事だ。