双極性障害・ASD・ADHD

生活上の双極性障害への工夫について

雑な感性で生きるようになった

最近、精神的な調子が良い。

亜鉛を飲むようになってから、体調も良い。

一日寝込んでいたのが、おなかも限界に大きいというのに、かなり軽やかに動ける。

さっと外出できるし、化粧も面倒じゃない。

爪はいつも塗ってきれいにできている。

家事もできている。

 

薬局で「女性は強くなるから」と言われた。

確かに、一理ある。女性だから、というか、ライフステージが、男性に比べて、明確に、そして、身体的に変化するから、細かいことに雑になった。

今思うとひ弱な精神も悪くなかった。若いってことだし、繊細ってことだし。

繊細なことをつらいと思っていたけど、今は、温泉に行くか、スイカ食べるか、桃を食べると忘れてしまう。

散歩でもいいし、家事でもいい。

何かしていると、頭の中で、「あの人はなぜああいうことを言うのだろう」ということを考えないし「わたしはどうしてあんなことを言ったのか、どう思われただろう」という反省会をしなくて済んだ。

それは、そういう経験を経て、実際には、たいしたことがないというトライ&エラーを経験して、心底、「失敗したからと言ってどうってことはない。どんなにしんどくても、何年か経てば消える。その間は苦しいけど」というのがわかるようになったから。

そして「苦しいその間」は自分の行動によって、いくらでも短くできる。

フラッシュバックやPTSDなどは、自分の意志では対処できないような感じもするけれど、それも、服薬や、カウンセリング、作業療法などによって、遠ざけることができる。

利用できるものを適切に利用すること、その知識や経験を積んだので、今はそういうことも、何とかなることが多い。

 

 

自分の意思に反して、体が内臓から変形する、という経験をしてしまうと、そっちのほうが、メンタルの中で大きい面積を取るので、ほかのことが、小さくなる。

相対的なものなんだな、悩みは。

 

 

出産で女性は強くなる、という言葉の意味は、体がものすごく変化する、手を貸さないと死ぬ小さい生き物が二十四時間いるという状況を経験すると、ってことなんだな、と思った。

別にすばらしいことでもなんでもないけど、ちょっと納得した。

女性はっていう言い方は、やっぱり好きになれないし、人に妊娠出産を進めることもないけどさ。

 

 

とにかく、一切は思う通りにならない。