子供を育てるとき、困ったときに、使える情報が載っています。
産褥期の一人で行う育児の何が一番つらいかというと、大人と話せないこと。
一日背中を丸めて過ごすこと。背中が本当に痛くなった。
産後でまだ体がボロボロだから、頭も痛いし、傷も痛い。
赤ちゃんの世話をすると必然的に、前にまるまった姿勢になる。
それで、胃が圧迫されるから、食欲もなくなり、母乳の出が悪くなる。
そうすると、赤ちゃんの機嫌が悪くなる。
悪循環だ。
よく、イクメンが24時間ワンオペしました、って記事を出すけど、今なら、殺そうかと思うね。同じ土俵ではないから。
こんなこと思うの、完全に、言いがかりだって、自覚している。
実際、自分が産むまで、そういう記事も、ふんふん読んでいたもの。
でも、追い詰められていると「理解のある男性ありがたい」って思えなくなる。
どっちかというと「甘いよ、死ねよ」ってなる。
まあ、ひどい。
自分の人間性が悪くなっているのを感じて、自己嫌悪をして、だんだん泣きたくもなる。
産後の、切腹したり、体がボロボロだったりする状況からの、寝不足、産後の肥立ち、そのほかもろもろ、家事の動線の工夫も妻がやっている場合がほとんどだろうし、それにただのりしたうえでの「ワンオペ育児たいへんでした」は!笑っちゃうね。
すさむね。男の人からもメッセージ出してほしいと普段思っていたけど、使いやすいように組んだ台所やら、備品やらを一からそろえることもせずに、世話だけしていて、カウントされない家事も、してるんかいな!って思うね。
血を流せ!
こっちは血を流しているんだ!という、分断を叫びたくなる。
二時半から三時間、シッターさんが来てくれた。元保育士さんだそう。
「なんでもしますよ」と言われて、「なんでも…?イメージがわきません」といったら、家事もしますし、お医者さんへ行くことの同行もします、お母さんが困っていることを助けます、とのこと。
それで、しばらくちゃんとしたものを食べていなかったので、胃にやさしい、食べやすい食事を作ること、集中して眠りたい、赤ちゃんはかわいいけど、赤ちゃんから離れて三時間ぐっすり寝たい、ということを伝えた。
頼んだところのパンフレット見たら、ノロウイルス以外の病児も見てくれるのね。
ノロウイルスは、感染力が強いからだって。
インフルエンザも見てもらえるらしい。すごい…。
それに、事情によっては、行政から委託されている事業があって、生後一年までは、週二回、二時間ずつ、三か月分、行政からの補助で、シッターさんが来てくれるというサービスもあるらしい。
わたしは、寝た。
この日のために、ねむるん、快眠いびきグッズ、へそきゅう、小豆の力などを持っていたのだ……!
これらを駆使して、わたしは寝た。
一瞬で眠って、気が付いたら、五時だった。
それで、部屋から出て行って、シッターさんにお礼を言った。
赤ちゃんは、ずっと眠っていたとのこと。
うちの赤ちゃんはお客さんが好きだからかなあ、と思ったけど、たぶん、わたしの精神状態が落ち着いたからだと思う。
「せめて、ミルク飲ませたかったんですけどねえ(→わたしの負担を減らすため)」とのことだったけど、とても機嫌よく過ごしてくれたようだ。
「どんなにぐっすり寝てくれていても、一人で見ていると、どこか緊張しながらなので、みていただいたおかげで、ぐっすり眠れました!」とお伝えした。
それから、一時間後に、パートナーが帰ってきた。
そうしたら、体が急に「がたがた」し始めた。
座ってられない、すごく気分が悪い、しんどい、骨が解けそうな感じになった。
震えが出るというとちょっと違うんだけど、脳が揺れている感じ。
気を張っていたからかなあ、一人の時は感じなかったんだけど。
産褥期に無理をすると二十年後たいへんなことになる、と聞かされていたので、ちょっとすでに鬱気味になっていたわたしは「これのせいで、二十年後、ひどいたいちょうになってしまうかもしれない!」とパニックになりかけた。
実際、今も怖い。腰もがたがただし、背中も痛い。
ツイッターで、このようなことを教えてもらった。
投稿読みました。新生児でワンオペ育児は、しんどいだろうと思います。お疲れさまです。地域によっては「産後入院」という制度も費用はかかるけどあるみたいです。三食出て母子の体調見てもらえ授乳指導も受けれます。「○○市 産後ケア事業」でweb検索可能です。お大事にです😊
— ふみ (@fumitami2310) 2017年9月6日
産後入院!産後ケア事業。そういうものがあったのか。
あることを知らないと、調べることもできない。だから、利用もできない。
本当に知識につながるために、人に相談する、愚痴る、というのは大切だな、と思った。それを聞いてもらえるのももちろんありがたい。
愚痴る、て、すごく嫌われている行為で、みんな「したらだめ」と思っているけど、絶対愚痴は言ったほうがいい。
愚痴らないと、困っていることが人に伝わらないから、助けてもらえない。
助けてもらえないと、みんなが不幸になる。
特に、密室育児は、本当に「普通に考えればわかること」がわからなくなり、どんどんどつぼに追い込まれていく怖さを感じた。
あれがずっと続いたら、と思うとぞっとするけれど、実際そういう人は多いんだろう。
シッターさんも、身内がいない人、転勤で来たから頼る人がいない人はとても多い、とおっしゃっていた。
こういうものがあるらしい。
中小企業の事業主が、「申請」を出すと、労働者がシッターさんの割引を「一日当たり2200円」も支援してもらえるのだ。割引券の手数料は110円だそうだ。これは、事業主が払うのか……?ちょっとわからないけど、すっごい助かる。
シッターさんは家で子供を見るだけでなく、病院の付き添い、保育園のお迎えなど、本当にいろいろしていただける。
わたしも、ぜひ、今の会社に伝えようと思った。
一夜明けて、どんなにすっきりしたことか。
それにしても、記録を見ると、保健師さんが来る前までは、ずっと泣きとおしだったわが子は、人が出入りし始めてから、ほとんど泣かなくなった。
母親の精神状態に影響されるというのは、本当だった。
母親の肉体的、精神的状況をよくすることが、良い育児につながるんだ、と改めて感じた。
それには、個人の力ではどうにもならない、頼る場所が増えることが大切だと思った。
どうでもいい話!
わたしの快眠グッズの数々の紹介。
真剣に寝るときはこれらを駆使するのだ。
ちなみに寝るときは、ムアツだ。アトピーなので、埃が出ないことがありがたい。
腰にも優しい。赤ちゃんが添い寝しつつおねしょしたときにも洗える。
あと、めぐりずむをふくらはぎに貼ってみたんですよ、そしたら、なんとむくみがとれて、ふくらはぎが柔らかくなりました。
神。
そういう使い方もありっすね。
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