双極性障害・ASD・ADHD

生活上の双極性障害への工夫について

ラミクタール・エビリファイによる双極性障害エピソードの減少

コンサータを飲み始めてから二か月たちました。

それと同時に、ラミクタール(ラモトリギン)、エビリファイも増加して、

ラミクタールは、175㎎、エビリファイは100㎎出ています。

 

双極性障害エピソードの減少

躁状態のやらかしエピソードが減った

最近は、早朝覚醒中途覚醒、悪夢などがかなり減りました。だから、躁状態にあること自体が減ったと推測できます。

実際に、元気から鬱まで5段階評価の記録によると、だいたい、抑鬱(3)にあることが多く、元気(5)であることがとても少ないです。

それでわかることは、これが固定されたら、私にとっての「元気」というのは、躁状態にあったからそう思っていただけで、「抑鬱」くらいなのが平常モードなのかもしれません。それならば、抑鬱に関して、対策を練ることがいいんだと思います。

 

買い物をしすぎ亡くなった

今までは欲しいと思ったものがあると、飛びついて、大量に買うことも多かったのです。それは後から思うと、奇妙なものだったことも多いです。けれど、一度買うと執着心が生まれて、なかなか処分できず、家が片付かないという問題を生んでいました。

また、それは、お金の問題でもありました。

一時期は、自分が使ってもいいお金の範囲を超えて、家族のお金を使ってしまうということさえありました。

これは、病気のせいだとは言え、家族の信頼を失い、また、家計の計画に甚大な影響を及ぼすので、悩んでいました。

家族に申し訳ないという気持ち、自分が情けないという気持ち、自分をコントロールできない恐怖、罪悪感やおびえ、そういうものと毎日戦わなくてはならず、自分を追い詰めていました。

けれど、ラミクタールやエビリファイが増えるにつれそれらの衝動は収まりつつあります。

他にも、逸脱行為なども落ち着いてきました。

感情的になる、過剰に反応する、人の意見におびえる、自分の軸を持てないこと、精神的に不安定なこと、などは、病気の影響と、自分のもともとの考え方の癖のハイブリットであるため、改善するかはまだわかりません。

ただ、感情的になって、行動をコントロールできなくなる回数は減っています。

感情的になったときには、行動を停止する、離れるということが難しく、嫌なことがあれば、それを無視するのではなくて、それに興味が行ってしまい、ずっと考えるということがあります。これは、ASDの影響かもしれません。うつ状態のエピソードかもしれません。

 

うつ状態の変化

 

鬱状態に関しては、今のところ効果が出ているか把握できていません。

それは、体調不良として現れるケースがあり、そのときには、体調不良か抑鬱か区別がつかないからです。精神的なショックがあるときには、皮膚疾患、発熱、目が見えにくくなるなどで現れる時があります。

寝込み、抑鬱は睡眠時間のチェックによって把握できます。しかし、なんとなくだるい、気分が乗らない、億劫で日課を遂行するのにエネルギーが必要だ、ということは記録に残しづらいので、変化したかどうか把握できていません。

頻繁に泣く、「死にたい」「消えたい」「自分さえいなくなったらみんなが喜ぶ」、昔のことを思い出して延々と愚痴る、というのは、減っています。

今までが10とすると、5ぐらいになったかもしれません。

特に、朝そうなりがちだったのですが、暑いと感情がコントロールできないことに気づいたので、起きたら水を飲んで、エアコンを強くするという行動によって、機会を減らしています。

 

うつ状態のデメリット

感情は大切にしたいものですが、過度な感情の盛り上がりは、一日に一回でもあると、疲労困憊してしまい、感情や感傷に浸る以外の何もできなくなるという欠点があります。

そして、一日泣いているばかりで何もできないでいると、自己嫌悪に陥り、また抑鬱を深めるという悪循環があります。ラピットサイクラーなので、躁のサイクルに入ると、自動的にリセットされますが、鬱が深ければ躁も高くなり、やらかしエピソードに結びついてしまうので、コントロールしていたいことです。

うつの状況

うつ状態の時には、人に会うのが怖くなります。人から嫌われているんじゃないか、変だと思われているんじゃないか気になります。

今は、元気なので、嫌われたってかまわないし、変だと思われていても何の影響もないと思えます。嫌われているなら嫌い返せばいい、それもお互い様だと思えます。

 

傷つけられたとき、それを正当に感じて、相手に抗議する距離を取るなどの具体的な行動をとることと、不安におびえてびくびくすることとは大きく違います。

 

また、一つの些細な失敗を「だから自分はダメなのだ、死んだほうがいい」「死ぬしかない」と思ってしまうのは、「過度な一般化」です。

 

c71.hatenablog.jp

 これは、家族に対して非常に良くないです。

うつ状態への対策

自分の思い込みに固執して、相手のなだめる言葉を聞き入れなくなります。

うつ状態そのもの(なにもできない、寝ている)ことで迷惑をかける部分は少ないのですが、うつ状態から発生する「死にたい」「失敗したからもうダメ」というような行動は大きく迷惑をかけるので、気分が悪いことを、行動に結びつけないことが大事だと思いました。対策としては、やはり、「言葉に出さない」ことが大事だと思います。

自分で声に出して発音してしまうと、それを自分で聞いて、ますます思い込みを強めてしまうこと、家族に聞かせることで動揺させてしまいます。

思ったとしても、思ったにとどめておくことで、その気持ちを忘れることができるんじゃないかと思って、それをしようと思っています。

言ってしまったときにも、話を変えるなどしていけるといいと思います。