双極性障害・ASD・ADHD

生活上の双極性障害への工夫について

感情に左右されず理性で判断できるようになる

今の主治医に「感情で判断せず理性で判断するように」と言われています。

躁鬱だとそれが難しいのですが、躁の時に判断したことの結果をしりぬぐいするのは鬱の時の自分なのでそうしたいと思います。

 

前の主治医は今の主治医の先輩だったのでやっぱりそのことは言われてました。

その先生に教えてもらったワークで

「デメリットとメリットをそれぞれ右側と左側に書き出し、数で判断する」というものがありました。重要かどうかは〇と◎で区別しますが、数えるときには一つで数えます。

 

重要な判断をするときには欠かさずやっています。

 

簡単なことだとできていませんが例えば「服を買う」だと

メリット

・服を買うとうれしい

デメリット

・お金が減る

・場所が減る

なので、服を買わないという判断になります。それでも買っちゃいますけど、事前にどういうデメリットがあるのか洗い出せるとそのことに対処できます。

お金が減る→どうしようもない

場所が減る→ほかのものを捨てる

 

主治医は、一歩歩くと嫌なことを忘れると決めているような人で、そういうところがかっこいいなと思います。

 

自分の感情をどうするかは、決めることができます。

感情がわいてしまうことはどうしようもないですが、感情にどう対処するかは自分で決められます。

復讐するは我にありと思ったとしても、実際に復讐するかは別の問題です。

感情に任せて決断することは時には重要です。時間がない時には何かを選んでそれがいいものだと信じて突っ走らないと動けませんから。

でも、時間があって、メリットとデメリットを比較できるようなときには、数を比較するといいです。

そのメリットには感情を含めていいです。

そして、もし、どうしても「こちらにしたい」という思いがあったら、そちらの理由を頑張って考えるはずです。それが数の重みになります。

服を買うを例にとると、「どうしても服を買いたい」というときです。

でも、服が買えると嬉しいしか理由が思いつかないならメリットとデメリットは一対二ということになります(それでも買いますが)。

 

こっちになればいいなと強く思っても、それでも理由を絞り出せないときには、やっぱりそれはルールに則ると便利です。